ヒメボタル2018 [ホタル]
岩手県の北部に位置する折爪岳。そこには100万匹のヒメボタルがいるといわれている。
折爪岳のヒメボタルは日没後19時30分ごろから光り始める。
その光はだんだんと増えていき20時30分ごろにピークを迎える。
今回は、山居大権現(さんきょだいごんげん)様をバックにヒメボタルを撮影してみた。
ヒメボタルが写っている写真の選定や修正にかなり苦労したが、いい写真になったと思う。大権現様にお参りした御利益である。
しかし、実際は以下のような状況である。
日没後ヒメボタルが飛び始めると懐中電灯をもった観光客が殺到し、皆が帰る21時ごろになると交通規制が解除され車が通り始める。
ヒメボタルのオスたちは、メスを見つけやすくするためにだんだんと同時明滅(シンクロ)するようになる。
だが今回のように、たくさんの懐中電灯や車のヘッドライトの強い光を受けると光らなくなったり、シンクロ発光できなくなるのである。
それが意味するところは「繁殖の失敗」。
人がいなくなった後、ヒメボタルのオスがメスに出会っていることを切に願う。
100万匹のヒメボタルが生息する折爪岳は、全国でも数少ない貴重な存在である。
折爪岳のヒメボタルは日没後19時30分ごろから光り始める。
その光はだんだんと増えていき20時30分ごろにピークを迎える。
今回は、山居大権現(さんきょだいごんげん)様をバックにヒメボタルを撮影してみた。
ヒメボタルが写っている写真の選定や修正にかなり苦労したが、いい写真になったと思う。大権現様にお参りした御利益である。
しかし、実際は以下のような状況である。
日没後ヒメボタルが飛び始めると懐中電灯をもった観光客が殺到し、皆が帰る21時ごろになると交通規制が解除され車が通り始める。
ヒメボタルのオスたちは、メスを見つけやすくするためにだんだんと同時明滅(シンクロ)するようになる。
だが今回のように、たくさんの懐中電灯や車のヘッドライトの強い光を受けると光らなくなったり、シンクロ発光できなくなるのである。
それが意味するところは「繁殖の失敗」。
人がいなくなった後、ヒメボタルのオスがメスに出会っていることを切に願う。
100万匹のヒメボタルが生息する折爪岳は、全国でも数少ない貴重な存在である。
タグ:ヒメボタル
ヒメボタルの写真は素晴らしい出来ですね。また、光害の写真もアップされていて、現実の悲しさがよく分かる記事だと思います。
もっともっと訴えていかないといけませんね。
by ホタル (2018-07-19 21:55)
ありがとうございます。
ねばった甲斐がありました。
by H.Udagawa (2018-07-20 07:25)