関西のゲンジボタル2 [ホタル]
東日本のゲンジボタルは4秒周期で発光し、西日本のゲンジボタルは2秒周期で発光する。
鳥取県のゲンジボタルを初めて見たときは「ヘイケボタルみたいだな」と思った。
関西のゲンジホタルは、長秒時露光をすると光の長さが関東のゲンジボタルよりも短く写る。ヘイケボタルは1秒に約1回なのでさらに短く、ヒメボタルは1秒に2回くらいフラッシュのように光るので点々と写る。
奈良県某所のゲンジボタル(ここも川沿いの道路にLEDの街灯がある。)
(写真をクリックすると拡大します。)
大阪近県のゲンジボタル生息地はかなり明るいところが多い。
川沿いに道路があり、車が通ると以下の写真のような状態となるが、車が通りすぎるとすぐに光りだす。
LEDの街灯で明るい状態だが、平気で光っている。
この写真では、中央の暗い部分に水路があり、そこにはLEDの光も届かない。
このような明るい状態だとホタルが減ってしまいそうだが、一時的に明るくなる場合や、暗い場所が残されていれば、(関西の)ゲンジボタルは大丈夫なのかもしれない。
関東のゲンジボタルの生息地は、関西に比べて暗いところが多い。
ヒメボタルも同様で、関東や東北では足元も見えないほど真っ暗なところにいるイメージである。
ゲンジホタルの幼虫は満月程度の明るさでも上陸が阻害されるという研究もあるが、関西の生息地を見ていると本当にそうなのかと考えさせられる。
鳥取県のゲンジボタルを初めて見たときは「ヘイケボタルみたいだな」と思った。
関西のゲンジホタルは、長秒時露光をすると光の長さが関東のゲンジボタルよりも短く写る。ヘイケボタルは1秒に約1回なのでさらに短く、ヒメボタルは1秒に2回くらいフラッシュのように光るので点々と写る。
奈良県某所のゲンジボタル(ここも川沿いの道路にLEDの街灯がある。)
(写真をクリックすると拡大します。)
大阪近県のゲンジボタル生息地はかなり明るいところが多い。
川沿いに道路があり、車が通ると以下の写真のような状態となるが、車が通りすぎるとすぐに光りだす。
LEDの街灯で明るい状態だが、平気で光っている。
この写真では、中央の暗い部分に水路があり、そこにはLEDの光も届かない。
このような明るい状態だとホタルが減ってしまいそうだが、一時的に明るくなる場合や、暗い場所が残されていれば、(関西の)ゲンジボタルは大丈夫なのかもしれない。
関東のゲンジボタルの生息地は、関西に比べて暗いところが多い。
ヒメボタルも同様で、関東や東北では足元も見えないほど真っ暗なところにいるイメージである。
ゲンジホタルの幼虫は満月程度の明るさでも上陸が阻害されるという研究もあるが、関西の生息地を見ていると本当にそうなのかと考えさせられる。
一枚目は、雰囲気があってよい写真ですね。
LED等の明かりは、やはり影響があると思いますが、どうなんですかね。
今年は、コロナ渦でそちらへ行けませんでしたが、来年は行こうと思います。また、島根にヒメボタル観察も予定してます。
by ホタル (2020-07-14 15:53)
コロナは早く終息してほしいですね。
来年はヒメボタルを見に行きましょう。
by H.Udagawa (2020-07-16 08:01)